2020/01/29 21:39

ご覧頂きありがとうございます。

浅草の佃煮屋、千草屋です。



実際は吉原の近く、昔でいう遊郭です。ピンと来た方、そうです。
雷門からは少し歩きますが、最近では奥浅草と呼ばれジワジワと
注目されつつある場所でもあります。
ちょっとお洒落なお店、最近増えてきました。

千草屋は現在90歳の店主を筆頭に家族で切り盛りしています。
私にとっては店主=祖母です。

元々は呉服屋を営んでおりました。
実家で展示会を開き、祖母が怒涛のトークで反物の着物を売り捌き、
後ろでちょこんと正座をしてクルクルっと着物の生地を直していました。
これが私の一番古い記憶です。

ここでお土産に配っていた葉唐辛子が密かな人気となっていたそう。
たくさんの方から商品化の声を頂き、一新。
今から約20年前の2000年4月12日に佃煮処 千草屋としてオープンしました。



祖母は当時70歳でした。
もちろん現在も毎日お店に立っています。

当店に置いている商品は呉服屋時代から続く自家製の葉唐辛子の他、
全国各地様々な厳選された佃煮を販売しています。

祖母の許可がなければ販売出来ません。絶対にです。
実はOKが出るまで結構厳しいです。ダメなものはダメです。
なので、現在の商品はとっても自信を持って販売しています。



ちょっと祖母の押し売りが強いかもしれませんが、
それほど自信があるということです。

90歳だからと言って、ボケてませんし口は達者です。
実はテレビ取材もされてたり、されてなかったり。
実はいろんな病気してますが、絶対帰ってきます。不死身です。
DNAを調べて欲しいなって思ってます。

ぜひおしゃべりしに来てください。おいしいお茶出します。
あ、でも一応90歳なので、たまに疲れて寝てる時もあります。
上野動物園のパンダのような感覚で、
あ、今日は寝てるな、
今日は後ろを向いていたいんだな、
と思っていただければ幸いです。

お店というか、祖母の話になってしまいましたが、、、
これがうちの一番の自慢です。